「強い思い」が最後にモノを言う
- 2019/01/24
- 01:23
前回のリンゴちゃんの続き。
(ご存知ない方はまずコチラをhttp://tomakonodorodarake.com/blog-entry-107.html)
わが家に来てくれたのは
すでに入試20日前。
他の子達より明らかにずっと遅いエンジンのかかり具合だった@@;。
この時点で、速さの基本問題にまだ苦戦していたリンゴちゃん。
でも彼女の第一志望はかなりの有名校。
誰もが、お母さんでさえもが、
初めから無理だと内心思っていた。
ただ…
何か。少し。
リンゴちゃんには
「光るモノ」があった。
よく知らない人の家なのに勉強しに行くと即決した行動力。
「はじきの図」を説明して、何が比例して反比例しているとかそういう事をつかんだ後は、基本問題をサッと解けていた理解力。
(ん?じゃあ何で今まで四苦八苦していたのだ?!)
休憩時間にとま子の中学生ライフをいろいろ聞いて、あまり表情には出さなかったものの彼女にとって「収穫」はあったようだった^^。
お見送りした後は、もう正月。
お互い忙しくなるし私の出番はこのたった1日だけしか作れない状況だった。
どうか、あとは精一杯頑張ってベストを尽くして…と祈るしかなく。
しかし。
ここからリンゴちゃんの怒涛の快進撃が始まったのである。
正月明けから塾は毎日昼から開いている。
学校を休んで、ひたすら自分を追い込む。
あっという間にやってきた入試当日…。
控え室で待っていたママさんはさぞかし気が気でなかったんじゃないかな(ノ_<)。
でも。リンゴちゃん、
「感触は良かったよ☆」
翌日の発表を、どんな思いでママさんは見に行っただろう?
かぶらと同じく、おそらく本人以上に緊張しまくっていたと推測。
「夢のまた夢だと思っていた合格」
それを目にした時、涙があふれたママさん。
本当におめでとう…!!
リンゴちゃんもママさんも
「かぶらさんにいろいろ教えてもらわなかったら、この合格は無かった」と言ってくれて、すごく光栄です(* ´ ▽ ` *) …が。
私が助力できていたとしたならそれは「キッカケ作り」だけ。
不可能と思われていた合格を可能に転換させたのは
リンゴちゃんの何よりも強い思いだった。
今までね、過去記事でも何度も
「D判定で合格する子はいる」とか
「気持ちが一番大事」とか
言ってきたけれど、
直接関わった子がこんなにも見事にそれらを全部証明してくれた。
私のほうがすごくすごく大きな感動と体験をさせてもらった。
そしてまたきっと。同じような悩みを抱えている子達に勇気を与えてくれた+゚。*(*´∀`*)*。゚+
今から入試の子、強い気持ちを胸にリンゴちゃんに続け…!ヽ(≧∀≦)ノ
