今回は、最大公約数&最小公倍数の文章問題がイマイチ解けないとお悩みの苦手っ子へ☆
イメージしやすい例え話をお送りします♪
始まり始まり~ヽ(≧∀≦)ノ
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とある地方に「ハタ電鉄」という鉄道会社がありました。
観光用に新しくトロッコ列車を作ろう!という話が出た。
屋根の無いオープンな形にして、ドアは無くても側面からヨッコラショとまたいで乗れるような車両を企画しておりましたとさ。
作ってくれる工場が2社ありました。
試作を頼むと…
A社は1両が12mの車両「とまこ号」を、B社は1両が16mの車両「かぶら号」を作ってくれました。

長さが違うのでどうしようと社内でモメましたが、どちらのデザインも捨てがたいではないか!ということになり、両方採択することとなりました♪
では、中に設置する椅子はどうしよう?
●設置を楽にするため「できるだけ長いサイズの長椅子」にしたい。
●でも部分的に交換することも考えて、とまこ号でもかぶら号でもどちらにもちょうどのサイズで入れ込める「同じサイズの長椅子」をいくつか並べる方式にしたい。
さて…この長椅子、何mにすればよい??
部長がウンウン悩んでいると、新人君が提案しました。
「部長!これって、最大公約数の割り出し方を使えばいいんじゃないですか?!」
早速計算してみると…、4mだということが分かりました☆
2mでもきっちり入るけど細切れになってしまうし、4m以上になるとどちらにもきっちり入るという条件を満たさない。

よ~し、椅子のサイズは決まった!
じゃあ、車両はいくつ連結することにしよう?
すると、駅長さんが口をはさみました。
「ホームの長さには限りがあるんですよねえ~、それと、停車位置は同じにしておいてほしいんです~」
ということで…
●トロッコ列車全体の長さはできるだけ短く。
●とまこ号もかぶら号も同じ全長になるようにそろえる。
という条件をクリアせねばならなくなりました。
ここでまた、部長が頭を抱えました。うーん、どうしよう??
すると新人君、メガネをきらりと光らせてまた提案。
「部長!これは最小公倍数の計算方法で出るのではないでしょうか!」

おお、どちらも同じ全長になった!
そしてA社のとまこ号は4両、B社のかぶら号は3両で収まるぞ!
…こうして、めでたく観光トロッコが完成し、この町ではたくさんの人たちが美しい景色を眺めながら旅行を楽しむことができたのでした♪オワリ。
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どういう意味があるのか、少しイメージできたかな…?
自分でも物語を作ってみよう~♪♪
他にもいろいろ。
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