通分を「ピザ」で理解しよう♪
- 2019/04/18
- 01:08
さて。
今日は分数の計算の基本。
足し算や引き算をするときに「通分」が必要だよね?
1/4 + 1/6 = ?
こんな時、分母の4と6の最小公倍数を考えて
3/12 + 2/12 = 5/12
が正解だったよね。
なんでそもそも「通分」なんて必要なのよ?!
って算数苦手っ子は思ったことあるんじゃないかな??
今日は皆が大好きなピザでそれを説明するよ~♪
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
6年生のAさんとBさんがファミレスに行きました☆
それぞれ同じ大きさの1200円のピザを注文しましたとさ。
口が大きいAさんは早く食べたくて4等分に切り分けました。
口の小さいBさんは一気にほおばれないので6等分に切り分けました。

すると、そこへ、まだ幼い1年生のC君が突然やってきました。
「僕もほしいよ~」
「じゃあ1切れずつ分けてあげよっか」ということになったんだけど。
さて、どうなる?

「え~、これじゃあ不公平じゃん~!」
文句を言ったのはAさん、Bさんのどっちかな??
…答えはAさんだね。
だって1切れの面積がAさんのほうが大きい。
値段を計算してみると、
Aさんのピザは1切れが
1200÷4=300円。
Bさんのピザは1切れが
1200÷6=200円。
どうしたらいい?!
そうか、
もう少し細かく切り分けて、両者の1切れの大きさをそろえたらいいんだよね♪
んじゃ、何個に切り分けたらいいんだろ?
4の倍数でもあり6の倍数でもある数っていくつだろ…
4×6=24。
確かに、どっちでも割れるけど、ピザを24等分にもしちゃうわけ??
細かすぎるよ~~@@;
と、AさんBさんが悩んでいると、店員さんがいいアドバイスをしてくれました☆
「最小公倍数で考えたらどうかな?」
ナルホド!
たしか…12だな。
うん、それなら切り分けられそう♪

どちらも12等分しました。
もちろん1切れの大きさはそろったよね☆
てなわけでめでたしめでたし。
…いや、
C君が大声で叫びました。
「1切れが小さくなったじゃん、もっとちょうだい~!!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
はい、そゆこと☆
少しイメージつかめたかな?
「1切れの大きさをそろえる」
これが通分の根本です♪
他にもいろいろ。
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