英語教育の考察。~短期留学編~
- 2019/06/25
- 01:30
かぶらはイギリスが大好きでして♪
町並みが可愛い!
雑貨が可愛い!
香りのグッズが豊富!
演劇が盛ん!
美術の環境に優れている!
紅茶が美味しい!
…料理は激マズ@@;(味がなさすぎる)
1ヶ月滞在を、2度しました。初回は大学生の時。語学学校への短期留学。2回目は30歳手前でホームステイを。
本日の記事では、初回の語学学校体験から感じたことを☆
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ロンドン西部、テムズ川ほとりの街「リッチモンド」という緑あふれる落ち着いた街に1ヶ月滞在しました♪

学校の初日にイギリス人教師による面接があり、そこで判断されて能力別にクラス振り分けされるというシステムなんですが。
ワタクシ…典型的なザ.日本人!です^^;。読み書きはできるんだけど、リスニング・スピーキングがとても苦手@@;。配属されたクラスは…10人中8人が日本人^^;。はい、そうでしょうとも。典型的日本人でしたから。
しかし。
いざ授業が始まってみると…
「こんなのわざわざ習わなくてももう知ってるけど??」というレベル。かぶらにとっては。うーん、そうだな、センター試験に例えると40%の点数ぐらい?そんな程度。しかし面接での会話がとても心もとないレベルだったゆえに、「その程度しか文法力もないだろう」と現地の人には判断される、というわけです^^;。
ここから言える事は何か?
そう。日本の従来型英語教育は、世界的には結構「高レベル文法」なのである。 (若干おかしな表現を教えている部分もあるのは事実だが)
授業のない日は寸暇を惜しんでもうあちこち足を伸ばしました。実はかぶらは向こうでおそらく辞書を一度も引いていない。看板だとかガイドブックなどほとんど読めたからその必要が無かった。そう、受験英語で覚えた言葉がそのまんま役に立っていたんである。困ったら、筆談で乗り切れたし。…だから読み書きさえできれば、旅行&シンプルな日常生活は問題ないと言えるかもデス。
外国人たちと短い間だけど接していて思ったのは、コミュニケーションの良し悪しは「リスニング・スピーキング能力」はまあそりゃあるに越した事はないが、一番モノを言うのは「一緒にいて楽しいと思わせることができる人柄」でした。
国が違っても全く同じ。気遣いとか和やかに仲良く楽しもうとする姿勢とかね。そういうものを感じさせられる人柄であること。
結局…
「人間力」なんじゃないだろうか?世界のどんな国へ行こうとも一番大事なものって。
今、日本人にとって欠けている「本当に必要な英語教育」って何?
旅行会話・日常会話ではなく「英語で議論できる能力」じゃないの?
国として欠けている部分ならおそらくそこでしょ?
あのさあ。
日本語で議論できなきゃ英語なんかで出来るわけナイよ。
リスニングだの何だのと言う前に
何よりも時間を設けなければならないのは
おそらく小論の鍛錬だ。
英語の技術以上に更に教えられる人材が少ないのが難題であるが…日本の教育に最も必要なのは、絶対、「小論」だ。
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留学体験からあれやこれやと考えをめぐらして、そこに行き着いてしまった^^;。
はい。要点整理。
★従来型の英語教育は捨てたもんじゃない、日本のレベルは結構高い。
★英会話テクニックよりも、人間性を磨くことのほうがよっぽど大事。
★深い話題まで議論できる人間力を養うことが最重要事項。
★そのためには「英会話」よりも「小論」の授業を設けることが優先されるべき。
うん、こんな感じかな今のところ。
英語教育が改善ならぬ改悪に陥るかもしれないと言われている昨今。
小学生の皆にもすご~~く関係のあることなので、中学受験にはあまり関係なくとも出来れば一緒に考えてみてほしい。
…「人間力」に関してはね、更に大事なテーマである「教養」というワードに触れざるを得ない。これは簡単に語れるトピックスではないので、また考えが熟成してから時々アップしていけたらと思ってオリマス☆
See you♪