「定期テスト全廃」で分かれる明暗は…?
- 2019/07/03
- 00:15
千代田区立「麹町中学」に続き、世田谷区立「桜丘中学」も「定期テストを廃止」というニュースを見かけた。
いくつか思うことアリ。本日はこの話題について考察を。
どんな教育システムであれ、それによって「伸びる子」と「そうでない子」は必ずある。だって、子どもは皆個性や能力は一律ではないから。
以下、自分自身&娘とま子の受験勉強体験に基づいての「推論」ですが、どうぞお付き合いくださいませ^^;☆
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桜丘中学では、定期テストが廃止されたかわりに、20分間&小問20個程度の「小テスト」が週3回実施される。
また細かい校則も廃止、制服も強制ではなく勉強も廊下で行って良し。
これによって「伸びる子」「恩恵に与る子」はどんなタイプだろうか?
「勉強がやや苦手な子」
「性格的に繊細な子」
はとても伸びる可能性アリだと思う。
小テストの回数は非常に多いが一つ一つの負荷が小さいので、「勉強が苦手だけどコツコツ型」な子が一番恩恵を受けるだろう。
自由な校風はナイーブな子だけでなく、おそらく多くの子が「楽しんで勉強できる」態勢を取り易くなるだろう。
(携帯の扱い方だけ注意してほしいけど…イジメの始まる原因No.1アイテムだから@@;)
では、逆にこのシステムで「損する子」は…??
ややデメリット、に傾くタイプは…
「向上心が低い子」「勉強がかなり苦手な子」かもしれない。
テストの回数が多すぎて辟易した挙句「食わず嫌い」に陥る危険性。再テストの常連者になってしまうと「自分はデキナイ」というネガティブな自己イメージが刷り込まれる危険性。そういった可能性はあるかも@@;。
しかし何と言っても最大に「割を食ってしまう」のは…
「勉強はそれほど嫌いな方ではないが、何らかの事情で塾通いせずに高校受験を目指している子」。
このタイプの子は、おそらく完全にデメリットしか無い。
なぜか?
記事では、「難関高校へ進学する子も出ている」と紹介されていた。
しかし…その子達は100%塾通いしていた(or家庭教師をつけていた)はずだ。
そのデータは一切上がってこないだろうけれど。
…長くなりそうなので、一旦ここまで^^;。
次回はその根拠を、自身の体験を織り交ぜつつ持論を展開してみたい( ̄^ ̄)ゞ☆
