スパルタ教育への批判
- 2019/07/15
- 01:03
お悩みをご相談いただいたので、本日はこの話題について☆
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中学受験を思い立ち、その日から親子ともども満身創痍で走りぬいた日々。
たびたびこの疑問に駆られた(´・_・`)。
「なぜ勉強のスパルタは世間から叩かれやすいのだろう?」
スポーツのスパルタ指導って今でも結構あるし、オリンピック級の高みを目指す子たちなどは想像を絶するくらい練習漬けの日々で。だけどそれらは批判よりもむしろ美談と捉えられることのほうが多い気が。
芸術でも、例えばクラシックピアノで頂点を目指す道もかなりスパルタな世界。今はどうなのか知らないけれど、かぶら世代では間違うたびに手を叩かれたりという話もよく聞いたし、突き指をしては支障が出るとのことでバレーボールやバスケは必ず見学させられた、など。だけど、世間ではやはりこれらに関して表立って批判されることは無い。
なのになぜ勉強は、賛同よりずっと批判が多いのだろう?「スパルタ教育によって子どもらしい遊びをさせられていないじゃないか」という批判の声は、スポーツにも芸術にも向けられておかしくないはずなのに。
理由の多くは「親の見栄やエゴで突っ走っているのではないかという懸念」からきっと来ているのだろう。
私自身はずっと公立でやってきたので無関係だと思っていた。「熱心な人がやってればそれでいいんじゃないの~」という目でしか見ていなかった。…しかしとま子がまさかの中学受験をすることとなって知った。
「受験を決断するのには、時にやむを得ない事情がある場合もアリ」と。
自分がその立場になってみて初めて分かった。親のエゴ全開の家庭ももちろんあるだろうけど、世間が思っているほどその割合は少ないんじゃないかと思われるのデス((´・ω・`;))。
第二の批判理由は…おそらく「この世の社会的地位が学歴で決まりやすい側面があるから」ではないかと。
もし、世の中が「運動神経の良さで地位が決まりやすい社会」であったならば?野球やサッカーなど熱心にスパルタ指導しているスポーツクラブや家庭に批判の目が向けられるんじゃないだろうか…??勉強を頑張っている子は、単なる人間磨きに勤しんでいるという目で見られるだけで終わるのかな…??
そんなことを当時しょっちゅう考えていました@@;。
中学生になった途端、周りからのそういった批判の目は急に無くなった。…多分「小学生の間はのびのびと遊びながら体験によって学ぶべし・中学生から勉強を頑張れば良し」という考えが一般的だからでしょうか。
うちの場合、とま子は4年生まではかなり自由に遊んで五年生からの2年間は勉強に重点を置いた日々でした。何が良くて何が悔やまれるべきなのか。その答えは分からない(。´・(ェ)・)。
ただ。希望通りの学校に通うことが出来ている今、とま子はとても気に入っているし似たもの同士の仲間もいるようだ。それは結果的に本当に良かったと思っている。
中学受験は「孤軍奮闘」という言葉が必ずセットで付いてくる。
今同じ状況にあるパパママさんへ。
本心を打ち明けられる人は周りにごくわずかしかいないと思いますが、どうかあと数ヶ月あるいは数年を頑張って乗り切ってくださいp(*^-^*)q☆ 陰ながら応援しております!
