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教育格差…昔と今。


この問題を真に考察しようと思えば、「貧困問題」は核心部分であり、教育のジャンルを越えて政治経済問題メインになりそうです@@;。
なので、このブログでは単純に今まで経験してきていることの振り返りを中心に^^;。今日は長文デスすみません汗。







昔の教育環境の良かった部分は。ワタクシかぶらが経験してきた範囲でいうと、「公立学校が今より面倒見がよかったこと」。
九九を覚えられなかったら、先生だけでなく同じ班の子たちも一緒に居残りに付き合ってくれて全員絶対九九を覚えて次の学期を迎える!のが当たり前でした。漢字も1~2行ぐらいびっしり練習が普通。忘れ物をすれば後ろに立たされたりグラウンド走らされたりもありという厳しい面もあったけれど、裏を返せばそれだけ「ちゃんとしよう!」という目標が学校全体にあった。
公立中学は…当時住んでいた地域は下町。「お金持ち」の子もいたけれどどちらかというと平均的には経済状況が低めの家庭が多かったかもしれない。不良ももちろんいた。そんな中学校だったけど、宿題の量は一律普通にちゃんと出されていた。

ただ。かぶらが社会人になったのはバブル崩壊後だいぶ経ってからなので、それ以前の世代の人たちのように「こういうコースをたどればこういう職業に就ける」みたいなのが崩壊し始めていた。なので…学歴イコール収入の高さという図式は成り立たなくなってきていたような気がする。






現在の教育環境はどうなのか?






公立中高の現状を見ていると、地域的な格差がまずすごく見受けられる。しっかり教育している地域もあれば、ほとんど宿題が出ない地域もある。公立同士でそのような状況なのだから、まして私立との差は昔以上にかなりの開きが出てきてしまっている気が@@;。 しかし…!昔はなかった「ネット」の出現により、情報は手軽にたくさん入手できるようになった。ネット環境さえ自宅にあれば(あるいは身近に自由に使える環境があるならば)、塾に行けるほどの経済状況でなくとも自主学習はかなり出来るようになったと言える。
…今の時代、真の意味で「勝者」と言えるのは「意欲的な子」なのではないだろうか?そういう部分では「公平」になっているかもしれない、昔と比べて。ただ問題は…経済状況が悪い家庭ほど親が子どもへの教育に熱心じゃない傾向。お金をかけなくとも、図書館はタダで毎日利用できるのだし、お古の問題集を譲ってもらうことができればそれで何度も復習ができる。決して熱心な教育は不可能ではないはずなんだけどそこまで意識が回らない…






学歴と職業についての相関は…うーん、どうなんでしょうか、AIがこれから台頭してくるようなことになれば、今よりさらに全く先が読めない不透明極まりない時代になりそうな予感@@;。この辺りはもっと詳しい方のご意見を参考になさってください(汗)。
かぶらが分かっているのは、とりあえず「新共通テスト」が外部検定業者の受験を必須としている点が非常にマズイということ。これは確実に経済的格差と地域格差を生んでしまう。







という所感です(雑感)。
この先、本当にますますどうなるか分からない世の中になりそうですが(そうなったらこのブログは真っ先に休止する羽目になると思う@@;)、かぶらは学歴のためにとま子に勉強をさせようと思ってなくて。何かとあれこれ不器用なこの子が唯一武器になりそうなのは頭脳しかないなと思っているので(ちょっと特殊な思考回路なのだが…)、スパルタ教育している次第です^^;。それを仕事に活かせるようになればなあと願っているのですが汗。というのも、なんせこの人…







嫁に行く気がしネエ…((;゚Д゚)






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コメント

大検高校さまいつもありがとうございます☆

とりとめのない長文でしたが(汗)最後までしっかりご覧いただいて大変光栄です!
そうですね、大学は特に給付型奨学金がないと貧困家庭には行きたくても行けないので(ウチもいつどうなるか分からないのでヒトゴトにあらず@@;)、是非とも早急に実現してほしいですね…!
国力の基礎体力は民度にかかっていると思うのです。その民度は、やはり教育が一番大きく関わっている部分だと。

こんにちは!かぶらさん

読み応えがありました。
格差の原因の一つが、教育に熱心でない地域の公立学校の衰退にありということですか。
なるほど。
わかりやすい。
教育関係本のなかにはたんに私立と公立の差を指摘するだけのものがけっこうあるなか、公立の昔と今、地域と地域の比較まで考慮に入れたかぶらさんのお話はたいへん理解しやすかったです。

所得の低いご家庭で、これといって本格的な受験を経験されていない方たち、受験に失敗された方たちには受験の成功体験が少ないため、受験勉強の効能といったものに気づきにくいということもあるかもしれませんね。


なぜ、外部検定業者なのですかね?
日本は世界のなかでも家庭の財力に教育を任せすぎる傾向があると批判されているのに。
教育は家庭持ちという東アジアの思考(儒教的な考えですかね?)がいまだに抜け切れていないのでしょうかね。
国の健全な発展の指標の一つである中間層の厚みは、裕福な家庭ではない子女の方たちにも高度な教育の機会が保証されてこそでもあるのに。

あと、給付型奨学金の規模と範囲の拡大をぜひ実現してもらいたいものです。

かぶらさん、さようなら。
とま子ちゃんによろしく!

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プロフィール

ハタ☆かぶラ

Author:ハタ☆かぶラ
国立大卒のシングル母「かぶラ」&天然炸裂娘「とまコ」による二人三脚での中学受験体験記☆塾内底辺レベルから這い上がり難関私立中に合格できました!
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