理科~ばね応用~
- 2019/08/23
- 01:09
先日ばねの基本問題を紹介したので、本日は応用編を☆今日は2種類のばねが出てきましたよ~

はい。まず真っ先にすべきことはコレ!
問題文の最後の部分「それぞれ全長は」にアンダーラインを引くべし!!
何を問われているのか。これはどんな教科に関わらず最も大事な部分。勘違いしないように、間違いやすい部分には必ず先にアンダーラインを引いておくのがコツだぞー!
大きな流れとして、解き方は3段階です☆
①AとBの「のび具合の比」を出す。
②AとB「合わせてどれだけのびたのか」を出す。
③AとB「それぞれどれだけのびたのか」を出す。
では順番に見ていこう♪
<手順①>
ばねAは10gで2cm、ばねBは10gで3cmのびるということは…のび具合の比は?
A:B=2:3
だね♪
<手順②>
自然長はそれぞれ30cmずつなのだから、AとBを合わせた自然長は?
30+30=60cm
だね♪
図のように天井と床に固定して引っ張っている状態で、今80cmなんだよね。じゃあどれだけのびてるの?
80-60=20cm
だね♪
そう、AとB合わせたら合計20cmのびてるってこと。
<手順③>
さあ。ここで①と②の情報を合体させるのだ!
①から、「AとBは2:3の割合でのびる」ことが分かってるね?
②から、「両方合わせて20cmのびてる」ことが分かってるね?↓
だったら…20cmという長さを2:3に分ければ「それぞれがのびた分」が出るでしょ?
A: 20cm×2/5=8cmのびた。
…ということは、自然長が30cmなのだから30+8=38cmが今の全長!
B: 20cm×3/5=12cmのびた。
…ということは、自然長が30cmなのだから30+12=42cmが今の全長!
答え: Aが38cm、Bが42cm
どう?分かったかな?
最後の最後まで気を抜くな!何のために問題文にアンダーライン引いたっけ??そう「全長」を答えなければならないのであって、「どれだけのびましたか」じゃないんだよ~!
算数の比の問題とそっくりでしょ?
頑張ってどっちも得意になっちゃおうヽ(≧∀≦)ノ♪