ホメてやるべき誤答もある。
- 2019/10/11
- 01:32
「合っていれば全てOK、間違っていれば全てNG」てワケではない。

試験の合否だけを考えるなら確かにそういう部分は大きくなってしまうのだけど、「学ぶ」ということにおいてはむしろ、
「間違いの中に宝の原石を見出すこともある」。
子どもの勉強にとことん付き合っていると(付き合わされていると)、時々そう思える瞬間が。
英語の会話文で空欄を埋める問題があった。要約すると「彼の言うことは相手にしないほうがいいよ、何も知らないからアイツ。」というような文章。
Don't ( ) to him~
この空欄に「l(エル)で始まる6文字の単語を入れよ」という出題であったのだが。
とま子女史の解答欄には「lemove」と書かれていた。(正解はlisten。彼の言うことは聞くな、が直訳になる。)
これ、辞書には存在しないコトバ(のはず)だけど??するととま子はこう切り返してきたのであった。
「アイツの言うことは信用するな、ってことだよねえ?moveって心を動かすって意味あるじゃん?だからエルから始まるこういう単語あるかもと思って」
…誤答ながらもそのセンスと発想力は意外にイイかもしれない(*゚Q゚*)。英単語ってそういう発想で生まれている単語ってすごくたくさんあるので。
算数・数学が得意な子であれば、「え??そんな解き方ある??」というビックリするような角度から解答してくる子も絶対いると思う。それ、たとえ間違っていたとしても、むしろ教科書どおりに王道の正解を出している子より、大きな目で見ると「光るモノ」を感じる。受験にはそれはプラスになるとは限らないかもしれないが、その発想力って将来、他の人が今まで思いつかなかったものを生み出す力がある。なんだかそういう気配を感じるんだよなあ…(*´v`)
なので、お子さんの点数だけで良し悪しを判断するのではなくて、「おぉ努力してるなあ」とか「へぇこういう発想も持っていたのか」という目でも見てあげてみて下さい…!確かに行きたい学校へ行くためにはテストで点を取れなければ始まらないのですが(汗)、発想力のほうは「教われば培われる類のものではない」ので、是非大事にしてあげて下さいネ+゚。*(*´∀`*)*。゚+
あ、
でもコレはなんか違うわ…(ω |||)↓

オマエにとっては漢字は「文字」ではなくもはや「アート」なのか…??
(答えは「鯛」ではアリマセン。他に意図はナイという意味で「他意」だ。音で考えたり意味で考えた努力の跡だけは認めてやるがコレは論外すぎるダロウよ…。)