fc2ブログ

記事一覧

電子書籍は読解力向上アイテムになり得るのか?



読解力低下問題の考察その2☆




読書量が足りないのが大きな原因であるらしいことはデータから導き出された。




じゃあ、読書の楽しさを知るためには?




tomako.jpg



とあるネット記事にはこんな意見があった。




「PISAのテストがそもそもパソコンでの出題&解答形式だったので、不慣れで操作しづらかったという側面もありえる。小学生の頃からPC教育がもっと必要。また家庭ではタブレットやスマホなどの電子機器で学習する子もいるのに、学校では一切使わせない。それも矛盾している。社会に出ればPC操作は必須なのだから、そういう意味でも小学生の頃からIT機器を使用した学習スタイルをもっと取り入れるべきである。」






かぶらの持論は…










真逆である。










あのね、IT機器などのデジタル関連物って…… 
「身体感覚に欠けている」んだよ。








今回のテーマ「読書」という切り口から語ってみると









紙の本って、
大きさ・重さ・表紙の硬さ・ページの質感・文字色・装丁etc・・・





読書している時はそれら全てを味わいながら、その中に描かれている世界にどっぷりと浸っている。





そう、主に「視覚」とそして「触感」をすごく刺激されているんだということ。それを人は忘れがちだ。










ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」を読んだことがあるだろうか?









当時小学生だったかぶらはもの凄い衝撃を受けた。







重くて分厚くて、秘密めいたクラシカルで豪華な装丁。ページの紙の色も確か、うっすらセピアっぽい装丁が施されていた気がする。文字の色が、章ごとに違っていた気もする。それだけでも十分わくわくさせられる要素ぎっしりなのに、度肝を抜かれたのは…




主人公の少年が不思議な書物を手にして謎を紐解こうとしている描写。…その本とは…まさに、今、自分が手にとって読んでいるこの物語本の装丁そのものであったのだ。 





「え?!この物語の主人公って…実は私自身なの??!」




本が本でなくなるような、まるでファンタジーだと思っていた世界が今ここにいる現実の世界に突如として出現したかのような驚愕の演出が施されているのである。





小学生ながら思った。「ミヒャエル・エンデは天才だ、いや鬼才だ、いや魔術師だ…!」










……このような感覚をタブレットで味わえるだろうか?









指先一つ、ほんの軽いタッチで全ての作業ができてしまう電子書籍に、ここまでの感動は起こりえるだろうか?















紙の書籍は「身体感覚を通じて、頭脳にも心にも大いなる刺激を与えてくれる宝」だ。








幼い内にこそ、このような「感覚」を思う存分に味わってアタマもココロも成長させてほしい。



★★励みになります♪ぜひ応援クリックお願いしますっ!★★
 ↓↓

(実績を積んだのちはいずれ内容を凝縮&パワーアップしたノウハウ本を出版して恩返しさせていただく予定☆)






























































コメント

大検高校さまいつもありがとうございます^^

ネバーエンディングストーリー、テーマソング流行りましたねえ♪いい曲です^^私も好きですよー映画の方はちゃんと観てないんです(汗)小学生の頃に観せてもらった唯一の映画は…「ブッシュマン」でした(笑)^^;☆

こんにちは!大検高校です

わたしも紙の本が大好きです。
ざらざらした触感、ずっしりとした重み、それも本を読む楽しみの醍醐味の1つ。
電子書籍は、この「存在の重さ」が物足りないんですよね。
ただ、竹簡や木簡になれた古代の人のなかには、紙の書物の手触りのなめらかさと軽やかな手応えに不平不満をもらしていたかもしれませんね。

『はてしない物語』ですか。
なつかしい。
といっても、わたしの場合、映画ですけど。
『ネバーエンディングストーリー』(1985)の主題歌は、いまだに自転車に乗っているときなどに口ずさんでいます。
ただ、この映画、原作と違うラストの評判が当時からあまり芳しくないんですけどね。

かぶらさん、さようなら。
とま子ちゃんによろしく。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ハタ☆かぶラ

Author:ハタ☆かぶラ
国立大卒のシングル母「かぶラ」&天然炸裂娘「とまコ」による二人三脚での中学受験体験記☆塾内底辺レベルから這い上がり難関私立中に合格できました!
笑いアリ&真面目アリのバラエティ系教育ブログをどうぞお楽しみクダサイ♪♪お役立ち情報を盛り沢山でアップしていきま~す☆
後に続く同志のお子様パパママ達にとって少しでもお役に立てましたら幸いなり…!

なお、特定ジャンルについて情報を集めたい方は各「カテゴリ」から入ってくださいますと便利デス^^☆