国語と算数の解き方は真逆!
- 2018/11/26
- 00:55
算数の解き方といえば
「とにかく手を動かす!」
文章問題であれば、単位など気をつけねばならない箇所にすぐアンダーラインを引く。
図形問題なら、数値など記入すべきものはすぐ書き入れる。
計算問題ならば、ひとくくりで考えるべきかたまりを囲んでおく。
etc。
最難関クラスでも通用するのかは私にはちょっと分からないですが、難関校レベルあるいはそれ以下であれば、、
「ゴールまでの道のり(解き方の道筋)は見えていなくてOK。一歩踏み出すごとに次の一手が見えてくる。」
という解き方が定番です☆
しかし…
国語は真逆なんです^^;。
算数が「虫の視点」で進むと例えるならば、国語は「鳥の視点」で進まねばならない(読解問題)。
ある程度国語の力がある子には、私は
「20秒ルール」
なるものを説きます^^。
(あ、生徒はとま子だけだった笑)
つまり、
20秒ほどでざっと読解文章全体を見渡し「キーワード」を探す癖を身に付けろと。
「この人、どうやら○○について何か言おうとしてる」でOK。
全体を見渡してこれを把握しておけば各設問も頭にスムーズに入ってきやすくなる。
なぜか?
結局、読解問題(特に論説や説明文など)は
「筆者はどういうことが言いたいのか」
を把握できてるかどうか。
突き詰めると唯その一点なんです。
この一点に向かって、あらゆる角度から設問という矢が放たれているわけです。
だから、算数と真逆で
「最初にゴール・着地点(筆者の主張)にある程度目星を付けておいてから、歩き始める」んです。
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;
小学校の授業参観に行くと…
先生の「では問題を各自解いてみましょう~」の声で
大体の子は首をひねりつつも何かしら書いたり線を引いてみたりし始める。
しかし、とま子は数分じーーーっと問題を眺めて微動だにせず@@;。
焦るかぶらでしたが、とま子って国語脳だったんだな、そういえば。
算数の勉強に家で付き合っているときは、地蔵のように不動のとま子に向かってもうしょっちゅう以下のセリフを(心の叫びの半分のボリュームに抑えつつ)、口にしておりました…
↓
「ゴール見えてなくていいからーっっ、とにかく最初の一歩踏み出せよーー、、書いてみろぉぉっっ!!!!」
本日も叫びでしめくくりつつ^^;。
「視点の切り替え」が大事だよというお話デシタヽ(≧∀≦)ノ。
