いじめ問題をこじらせる元凶は
- 2020/02/10
- 01:13
前回記事の続き。
学校への要望はシンプルに3つ。
①経過観察要注意レベルのケガが起こった時は、すぐに連絡を入れてほしい。
②最初に受けた報告は事実とかなりニュアンスが異なっているようなので、当時の状況を再度説明してほしい。
③加害者のご家庭に報告して、謝罪の一言が欲しい。
以下、詳細説明を。

①について。かぶらの同僚のお子さんは体育で同じように頭を強打したことがある。だけどその小学校の対応は早くて、すぐに連絡をくれて「もし病院で検査されるのでしたら結果をお知らせ下さい」と心配してくれた。当時同僚から直接リアルタイムで聞いていたからよく覚えている。…だからこそ我が娘が同じケガを負った時に、うちの小学校の対応がいかにずさんというか能天気な対応であるかということに違和感を抱いたのだ。
②について。これは…本日の記事で一番言いたい部分なので後述。
③について。クラスメートの女の子が過去に同じ男子に大きな傷を負わされた件では(←重い石を投げてきたそうだ)、旦那と一緒に学校側に訴えに行ったにも関わらず、相手側の家庭にはその事実は結局知らされずじまいだったと聞いた。 …ありえん(ω |||)。
本人は遊びの中でふざけているくらいの感覚だとしても、周りの大人が「やっていいこと・悪いこと」の境界線をちゃんと教えてあげないといつまでたっても無自覚のままだし、それはその子の親にとっても結果的に不幸であるはずだ。だから本人がどういうつもりであろうが、ケガをさせてしまったという事実に対してはごめんなさいの一言&やってはいけないことをしたのだという自覚は最低限絶対に必要なもの。
相手の子を憎んでの謝罪要求ではなく、本人にとって気付きが必要だという危機感からの要望であった。
さて。本題へ。
かぶら怒りのゲージを100%まで一気に沸騰させたものは、結局
学校の「事なかれ主義」であった。
担任教師ではなくベテラン教師がよどみなくそして馴れ馴れしく「説得係」としてスピーキング。自分なら上手く丸め込めるという自信がおありなのが手に取るように分かった。そしてこの一言。
「相手の子はふざけていただけだと思いますし、子ども同士遊びながら騒いでいるとそういうことってよくあるものじゃないですか~(笑顔)」
真意は「些細なことだろ??何が文句ある?つべこべ言うな。」である。
それ、一番やってはいけない対応だろ。
私は学校の先生方が非常に多忙でキツイ仕事だということは知っているし、感謝している。
だから、「こうしてくれ、ああしてくれ」という要求は一度もそれまで言ったことがなかった。
だけど
深刻な問題とそうでないことの区別は認識しておいてほしい。
あのケースは、真摯に受け止めなければならない部類だったはずだ。
トラブルをこじらせる元凶は、他の方々の事例を見ていてもほとんどが「学校の初期対応が非常にまずかったパターン」だ。
なぜこう断言できるかというと、
我が家はこれと「真逆のパターン」も実は経験済みだったからである。
そう、
「学校がすぐに然るべき対応をとってくれた」
そして
「とま子が被害者ではなく加害者側になってしまった」
…というケースをすでに経験していたからだ。
この件についてはまた明日((´・ω・`;))