海外の休校学習状況は?
- 2020/06/17
- 01:29
とま子が中学生になったのをきっかけに英語をブラッシュアップ中のかぶらです(汗)。
今日はイギリスの教育事情について、英字ニュースの翻訳にチャレンジしつつ御紹介します^^;☆

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コロナによる休校で従来よりかなり勉強が遅れている模様。
教頭先生達は、生徒の内1/3ほどは勉強できていないようだと嘆いている。
貧困地域における「学生エンゲージメント」(学習への主体的な取り組み)は元々低いため、この休校でさらなる大打撃を受けている。
先生によると以下の子ども達はリモート学習が困難だそうだ。
●ネット環境が悪いor無い。勉強できる環境が無い。
●孤児など家庭環境に問題を抱える子。
●障害を持つ子や特別支援学級の子。
●家族の介護をしている子。
親がどれだけ家庭学習のサポートができているかの割合については、裕福な地域では62%、貧困地域では41%という差が出ている。
リモート学習は、経済格差とIT環境の有無による教育格差をさらに広げる危険性をはらんでいる。これについては包括的で長期的計画が必要だ。
休校時のイギリスの子ども達の勉強時間は、1日平均2.5h。これは当初暫定されていた時間数の半分にとどまっている。
1/5の生徒達(約200万人に当たる)は全くしていないかせいぜい1時間未満。その一方で、17%の生徒達は1日に4時間以上も勉強している。
地域別に見ると、ロンドン・イングランド南東部・アイルランド北部では、他地域に比べて宿題がたくさん出されているようだ。
1日に4つ以上宿題をもらう子の割合は、イギリス全体だと20%なのに対しイングランド南東部では28%といった具合。
一部のみの学校再開は、潜在的に教育の発展を大きく妨げる可能性がある。
政府は、より良い家庭学習環境の創出と、より早く安全に学校に通えるようにするのを最優先で進めるべきだ。
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日本と同じ問題を抱えているようですね@@;
うーん、でもイギリスより休校中の学習の遅れはヒドイんじゃないだろうか(゚д゚|||)毎日4つ以上なんて宿題出されていないんじゃない??
ただ、1つだけ日本ではあまり聞いた事のない言葉がありました。
「young carerヤングケアラー」親や兄弟や祖父などが障害を抱えていて、その世話をする役目を負っている子のこと。
日本の教育問題ニュースではこういう子たちについて取り上げられることって無いけれど、実際のところはどうなのだろう。そして海外ではそれはもっと普遍的なのだろうか?
ふむ。新しい言葉を知ることは、他国の事情にも思いを馳せるきっかけとなるのだな。
…ちょくちょくまた海外の教育事情をご紹介していきますね(*´~`*)
(今日はマジメ一辺倒だったな汗、おふざけもバンバンはさんでいきまーすっ)