「どんな子でも出来るようになる」のか
- 2020/06/26
- 01:04
教育本を見ていると「育て方・教え方次第でどんな子でも解けるようになる、出来るようになる」という主旨のものを見かけることもある。
部分的に賛成でありそして反対。…そうワタクシは感じてオリマス^^;。

「精神」という側面から表題の言葉を考えてみると、これって「諸刃の剣」だと思うのだ。つまり、この言葉って親の捉え方によってすごく子どもを伸ばすこともできるし、反対に成長を阻害させてしまう可能性も大いに含んでいるのではないかと。 「あなたならできる」という意味で捉えるか、「誰でもできるはずなのになぜできないのだ」と考えてしまうか。
「事実」という側面から言及すると……正直、NOだと感じている。我が娘を見ていると。生まれつき育てやすい子、育てにくい子っていうのは絶対あるから@@;ただ、誰でもオールマイティになるべきなのか?という疑問が。性格的にはまあできれば社会でナントカ折り合っていけるくらいには磨ければと思うけれど、能力に関してはアタクシは「薔薇は薔薇として、向日葵は向日葵として、スミレはスミレとして精一杯咲こうではないか☆」的考え。
苦手なモノは無視せずそれなりには努力はすべきだけれど、それはオールマイティに近づくためではなく、得意なものを伸ばすため。
……今までの人生で何となくそれを感じたのだ。全く違うこと・すごく苦手なことに取り組まざるを得ない時、新たなヒントを発見したり新しい物の見方をゲットできたり、あるいはその経験で培った忍耐力を得意なものに打ち込む際に応用できたりするのだコレが。 「肥やし」となって、花を咲かせる栄養素になってくれるんだよね(*^_^*)。避けてスルーしてばかりだと大きく咲けない気がしてる。
えーと、長々と独り言のようにつぶやいてしまったが結論。
他所は他所さま。うちはうち。自分らしい花をどれだけ美しく咲かせられるか。
そういう精神を忘れずに、いろんな本や体験談を参考になさるのが親にとっても子にとっても健全なベストウェイかと(´∀`*;)☆
P.S. 我が家のとま子さんは、きっと…名も無き珍種なのダロウな…汗