小6で受験決意のケース
- 2020/07/14
- 01:43
例年そんなに多くないだろうけど、小6で中学受験を思い立った子は毎年必ずいる。決して無謀ではない。本人の意志が何よりも大きな原動力、実際そのケースで伝統的な難関校に合格した子も周りにいたのでそこは確信を持って言える。
ただ…
改めて考えさせられることがたまたま最近あって(´・_・`)。

知人のAさんの小6の娘さんが「公立中学に行きたくない」と言い出したそうだ。共学が娘さんの希望ということで(女子校の雰囲気が苦手らしい)数少ない候補から早速少しずつ学校を調べてみたAさん。
「●●中は入りやすそうな偏差値だけどここの附属大学はあんまりいいイメージが無いんですよねえ」と…。かぶらが別の学校を提案してみたところ「●●校の系列ですよね?昔はあの学校はかなり悪い印象しか無かったものですけどねえ」「とりあえず易しい学校に入って上位にいられたら」「できるだけ近い場所がいいですねえ」
ん~~、ただでさえ共学って少ないからなあ(汗) 他にどんな学校を探してみたのか聞いてみたところ。「学費の安さが魅力で公立一貫校に漠然と興味はあったんですけどねえ。そんなに難しいんですか」 …うぅ~ん…それ、バリバリ難関の部類だよぉ~~、どうもこりゃ雲行きが怪しい…心配し始めたかぶらは若干ストレートに問いかけた(汗)。
「中学受験の問題って小学校では全く習わないような特殊な解き方をする問題がすごく多いんですよ(汗)、テキストはまだたくさん手元に残してるんで良ければ是非お貸しします^^」と提案したのだが…Aさんは「いえいえそんな難しい所を受けるつもりはないのでダイジョウブです、今普通の塾に行かせてますけど応用問題も時々やってるので」
……あぁ(;_;)そういう事じゃないんだよなあ@@;入試が易しかろうが難しかろうが、どんな学校を受けようとも解き方の基本は同じで尚且つ特殊なんだよ…
その後は何もアドバイスできなかったアタクシ( ̄д ̄;)
改めて思ったのだった。「中学受験は親子二人三脚」というのはこういうことなんだな。子どもに熱意があっても、親が中学受験の現状をあまり分かっていないと(ゴメンネ@@;)勢いよく乗り切るというのは難しいかも…(´Д`*)
お子さんが大人顔負けにシッカリしている子であれば、積極的に塾の先生に自らあれこれ質問しにいくので大丈夫なんだけど。
Aさんの娘さんは繊細なタイプだからなあ…だからこそ内申を気にせず高校にそのまま進学できる中高一貫校の方がきっと通いやすいはず。是非とも自分にぴったりの学校を見つけて来春から通ってほしいなあと心から願ってる。
だから…
Aさん(*゚Q゚*)まずはお母さんの意識だよ…!現状が分かってきて何とかせねばと協力を仰ぎたくなった際はいつでも声をかけてください!惜しみなく尽力しますヽ(≧∀≦)ノ!それまではワタクシが口出しできる事ではないからじっと我慢して待っておりますので…(≧ω≦)