直前算数教室!「分配算」の巻!
- 2018/12/14
- 08:45
算数の苦手な子に少しでも頑張ってもらいたいので…!
当ブログでの算数教室は、主に基本ポイントのおさらいとしてご紹介していきますね(*・`ω´・)ゞ
本日は分配算☆

これは線分図の書き方を覚えると速いです♪
こうなるのですが ↓

ポイントを解説していきましょう☆
<第一ポイント>…一番少ない人を基準として①とおく!
<第二ポイント>…実際の所持金の区切り部分に●の印をつけておくこと!
※第二ポイントの重要性は、次の2番の問題で分かってきます…!
では、この図を書いていく手順を解説。
1:まず、問題文を読んで一番少ない人はCさんであることを見抜き、Cさんの図から①と書き始める。
2:次に、Cさんと比較されているのはBさんなのでBさんの図を書く。
3:最後にAさんを書くのですが、Bさんのちょうど2倍ということなので
(③+120円)×2 = ⑥+240円
とあらわせます♪
4:最後に、右端に三人の総額「4260円」を書き込む。
さて、図が書けたらいよいよ最終段階!
全員の合算式を立てます。

こうして①の実際の金額が算出されるので、あとは図にのっとって当てはめるだけ!
Cさん=①=390円。
Bさん=③+120円=1290円
Aさん=⑥+240円=2580円
というわけで、
答え: A…2580円、B…1290円、C…390円
**************************************
では少し応用編を見ていきましょう☆

まず問題文を読んで、A<B<C であることをざっくりと把握すること!
次に図を書きましょう♪

Aさんが基準なのでAさん、Bさん、Cさんの順に書き込んで行きます。
ポイントはCさん。
Bさん=③-200円と表せるので、その2倍の量は⑥-400円と表せます。
図が書けたら、全員の合算式を立てるのでしたね!
はい、ここで●マークの重要性が光ってくるわけです!!
算数が苦手な子は、区切りの線を全部同じに書いてしまいがち。
となると、合算式を立てるときに、この問題だとBさんを間違えてしまうんですよ@@;
正しくは③-200円。
なのに、区切りの線を全部同じ形で書いていると、例えば③+200円と書いてしまったりね(汗)。
問題文がフクザツになるほど、このマーク分けが重要になってくるので是非マネしてみて!!


というわけで、
答え:A…410円、B…1030円、C…2160円
どう?
基本のコツ、少しつかめたかな??
コツをつかめば算数は短期間でも、ある程度まで伸ばせる教科です☆
あきらめないで!!
「分配算その2」はコチラ
http://tomakonodorodarake.com/blog-entry-67.html
「分配算その3(完結編)」はコチラ
http://tomakonodorodarake.com/blog-entry-70.html
他にもいろいろ。
「必見!算数のコツ☆」カテゴリからどうぞ^^
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