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英語は国語と並行すべし!!

夏休み真っ只中。暑さもピーク。
受験生の皆はここが頑張りどころだよね(。>ω<。)ノ…!



さて。表題の件。



英語がどんどん早期教育化している昨今、何度も口酸っぱくアドバイスさせて頂きたいのが
「国語をおろそかにして英語習得はありえない!」
ということ。



品詞って何?その働きって何?
そういう文法的なことはもちろん、言葉の意味自体も日本語で分からないものは英語で分かるわけがないからね@@;



そういう当然の理論は今までも何度か言及してきたとは思うんだけど、
実は…




昨夜、衝撃的な体験をしたのだョアタクシ((((;゚Д゚)))))))!!!




なんと…




古文の逐語訳を頑張った後に、英語の長文を読んだら驚くほどクリアに頭に入ってくるーー!!!!




あ、逐語訳(ちくごやく)というのはね、一語一語を丁寧に品詞分解していってその意味を調べていく作業のことね。
いやあ、久しぶりに衝撃だったわ、予想外過ぎて(゚д゚|||)。
(え?なぜオバチャンかぶラが今頃古文を頑張ってるかって?とまコが無塾で大学受験を乗り切れるようにするためなのさ…涙)





英語だけ一所懸命やってても絶対「壁」がやってくるのよ。どう頑張っても打破できない壁が。
ワタクシかぶラも長年英語には細々と携わってきて、ここ数年は特に長文の読解力も学生時代より進歩したなあと思えるくらい成長できてきたものの、昨夜のような「クリア」な見え方は初めてだったんだわさ(゚△゚;ノ)
「頭で考えなくとも瞬間的に文の構造が浮かび上がっていて、その状態でスラスラ読み進めていける」っていう状態ッス。
ほんっとビックリ。




もちろん英文の品詞分解の練習もとても大事。その基礎知識がなければ、こういう有難い副産物的体験は得られない。
ただね、国語を何かとおろそかにしがちな風潮でしょ今?
それでは英語も伸び悩むことになるけど良いの??
それを声を大にして叫びたいわけよ、ワタクシ。
図らずも身をもってまざまざと体験したんだわさ(;゜0゜)





なぜ、古文を頑張れば英語読解力も伸びるんだろうね??
文章にとことん向き合い、文法と意味を把握することに神経を使うと「言語脳そのものが開発される」のかもシレナイ?
Aという森で1本1本の木を丹念に調べると、Bの森に行った際に鬱蒼と茂るその森の中で進むべき道がスっと見通せるような感覚。




てなわけで。




これ、何も古文限定じゃなくても通用する理論だと思うのよ。
「分かりそうで分からないレベル」の国語の文章を紐解く作業が、きっと英語の読解力を高めてくれる…!
小学生ならば「ちょっと難しめの文豪作品」を丹念に調べてみるとかね☆
こんな感じ。





山月記_ブログ



中島敦の「山月記」。
名詞を丸で囲み、動詞は棒線、形容詞には波線。
てな感じでまずはそれら3種の品詞を見つけて印を付けていく。

その後は分からない言葉の意味調べを。
「狷介」って何ぞや?
「賤吏」とは?
「帰臥」って何なのさ??
みたいにね。




小中学生で英検や英語を頑張っている子には是非トライしてみてほしい(((o(*゚▽゚*)o)))
一石二鳥だよ?国語も英語も両方同時に伸ばせるんだから♪






※ひとりごと。「高校教育に古文漢文は不要論」てのが出始めているらしいが、トンデモねえわ( ̄д ̄;)
言語は全て共通の土台じゃわい。どこかが欠ければその土台の上に築く建物は高く出来ぬ。
教育を管轄する者がそんな短絡的な思考でどうするよ(怒゚Д゚)??





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ハタ☆かぶラ

Author:ハタ☆かぶラ
国立大卒のシングル母「かぶラ」&天然炸裂娘「とまコ」による二人三脚での中学受験体験記☆塾内底辺レベルから這い上がり難関私立中に合格できました!
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