直前算数教室!「分配算~完結編」☆
- 2018/12/17
- 18:00
今日は分配算の最後の新しいパターンの解き方を^^☆
これ見て。すごく似てるよね?
どういう点が違うか分かるかな??

はい。
ポイントは、
(1)は2人の合計金額が変わらないこと。
(2)は2人の合計金額が変化していること。
(1)の解き方は前回やったよね?
コツ覚えてるかな?
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< (1)の解き方 >
コツは「最小公倍数」だったよね!
図を書きましょう。

四角4と三角5を見て、最小公倍数は20となります。
なので、
四角4の段のほうに×5、
三角5の段のほうに×4、
として比合わせをします!

これで「前」段階と、「後」段階の比がそろいました!
この表から、
⑮-⑧=840円
⑦=840円
①=120円
と算出されます。
求められているのは「最初のAさんの所持金」。
だから、
⑮=120円×15=1800円
答え: 1800円
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< (2)の解き方 >
これ、初めてのパターンだよね?
合計金額が変わってくる場合は、かぶらは、
「対比の式」 を使います!
図形問題などで習ったかな?
「外側同士と内側同士を掛けたものが等しい」法則だよ!
例えば
A:B=4:1
ならば、
A×1=B×4
さあ、これをふまえて実際に解いてみよう♪
まず線分図を書きます。

⑤-840円と、③-840円が、4:1になるってことだよね☆
じゃああとは対比の式を作るだけです♪
⑤-840 : ③-840 = 4 : 1
外側同士、内側同士をかけたものが等しいから
( ⑤-840 )×1 = ( ③-840 )×4
さてここで楽に計算するワザを使おう!
金額の部分の掛け算記号はそのままにしておく!
⑤-840×1 = ⑫-840×4
⑦ = 840×4 - 840×1
すると、右辺って840でくくることができるね?
⑦ = 840×(4-1)
⑦ = 840×3
さあ、次の楽々計算ポイントは840は7の倍数であることに気付くこと!
(だって金額計算なんだから絶対答えは整数になるよね!割り切れるはずなんだよ)
両辺7で割って
① =120×3 =360円
求められているのは「最初のAさんの所持金」なので⑤
というわけで
⑤ = 360円×5= 1800円
答え: 1800円
****************
でした~♪(/・ω・)/ ♪
どうかな??
ちなみに、(1)はこの問題に関しては(2)と同じ解き方でも実はいけます(^_^;)。が!少し複雑になってくるとやはり比合わせで解くやり方の方が使えます…!この比合わせ方式は算数でしか使いません。
中学になって「数学」になってくると、(2)の計算方法だとか発想はよく使います!
なので、今のうちから慣れておくとお得かも☆
算数苦手っ子、あきらめずに頑張れ…!!
「分配算その1」はコチラ
http://tomakonodorodarake.com/blog-entry-66.html
「分配算その2」ハコチラ
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他にもいろいろ。
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