直前算数教室!「仕事算その2」☆
- 2018/12/24
- 11:59
はい。
今回は「誰かが休むパターン」☆

仕事算の法則は何だったかなー??
そう!「はじかぜの法則」だったね♪
「は」=仕事の速さ、「じか」=時間、「ぜ」=全体の仕事量として
「は」やさ×「じか」ん=「ぜ」んたい
しつこく言うよっ!これが仕事算の本質!
(そしてこれは速さの式と同じだったね!)
じゃあ、具体的手順で一番先にすることってなんだったかな??
AとBの仕事の速さの比を出す!
だったね♪
それをしっかりふまえておいて(1)を見ていこう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
あぁっ、ちょっと待てーーい!!
「全部で何時間かかりますか」の文に今すぐ下線を引きなさーーーい!!!
「全部でかかった時間」なんだよ、「Bさん1人でこなした時間」じゃなくてさ。
だから、下線引いたら
「6+?時間」
と大きくメモ入れとくことーーーー!!!
(この重要性はあとで分かってきます)
さて気を取直して。
AとBの仕事の速さの比を、それぞれ「A]「B]とおくと
Aは12時間かけて全体量をこなせる、Bは18時間かけて全体量をこなせるってことだから「はじかぜ法則」に当てはめて
A×12=B×18
だよね。
これを整理して
2×A=3×B
A:B=3:2
比が出ました☆
(なぜこうなるか分かるね??相手側にくっついてる数字を自分のところに当てはめると6=6に成り立つよ♪)
んじゃ次にする手順は何だったかな?
全体の仕事量を算出するんだったね。
A=3を、A×12に当てはめて
(又はB=2を、B×18に当てはめてもOK)
3×12=36
はい。全体量は36と出た☆
さあ。ここからが昨日と少し違う点だね。
前半は2人で6時間して、後半はB1人で「?」時間仕事したんだね。
前半の仕事量をまず出そうよ。
2人で1時間にこなせる仕事量は
2+3=5
なので、はじかぜ法則に当てはめて
5×6時間=30
うん。前半でこなした仕事量は30だ。
じゃあ、全体量36なんだから後半の量って
36-30=6
だよね?
これ~。
これがさ、Bさん1人で「?」時間かけてこなした仕事量なんでしょ?
はい。また「はじかぜ法則」に当てはめるぜい♪
B=2だから
2×時間=6
時間=6÷2
時間=3
出たよ、アッサリ。3時間。
はい、ここでストップ~~~~~っっ!!!
苦手っ子は絶対ここでやらかしちゃう。
解答欄にササっと「3時間」と書いただろ、そこの君ーーー!!!
「全部で」という言葉を覚えていたか?!
最初から合計何時間かかったのか、
なんだよ!!
だ・か・ら。
前半の時間+後半の時間
つまり
6+3=9
答え:9時間
その点だけしっかり注意しとけば、他は大したことなかったでしょ^^♪
んじゃ次。
*****************
(2)の解き方。
これもね、簡単だよ~♪
「AとB2人が休まずに20日間働いていたならどれだけこなせたはずなのか?」を出すんだよ。
実際の全体量と必ず誤差が出てくるでしょう?
その誤差=Bが休んだために出来なかった仕事量じゃん?
はぁい、こっからサクっといくよ~ヽ(≧∀≦)ノ
AとBの仕事の速さの比は
A×30=B×45
2×A=3×B
A:B=3:2
よって、A=3を A×30に当てはめると
3×30=90
これが実際の仕事全体量。
今、仮に2人で20日間休まずに働いたとしたらその仕事量は
(3+2)×20=100
実際の仕事量との差は
100-90=10
この差がBが休んだために仕上げられなかった仕事量。
なので「はじかぜ法則」に、B=2とともに当てはめて
2×日数=10
日数=10÷2
日数=5
答え:5日間
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
どう?
思ってたよりず~っと簡単でしょ?
「はじかぜの法則」!
「3つの手順」!
「全部で~」(とか「初めから~」)には下線&メモ!
この3点をしっかり忘れずにいれば
出てこいやぁぁ仕事算っ!
by髙田延彦
デス(笑)♪
さあ。
次回は難関校レベル問題に挑戦だ☆
「仕事算その1」はコチラ
http://tomakonodorodarake.com/blog-entry-76.html
「仕事算その3(完結編)」はコチラ
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他にもいろいろ。
「必見!算数のコツ☆」カテゴリからどうぞ^^
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